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勉強にやる気が出ないのはなぜ? ~学習性無力感~

学習性無力感

学習性無力感とは、自力ではどうにもならない状況が続くと、自分に自信がなくなりどんな状況でもやる気がなくなってしまうことを指す心理学用語です。

学習性無力感は、仕事や勉強にも関連するので応用的な研究が進められています。

たとえば、勉強でどうしてもわからない問題が続いたり、テストで悪い点を取り続けたりしてしまった人は、学習性無力感状態になりやすいです。
このような経緯で学習性無力感状態になった人は、ほんの少し勉強すればわかるような問題に行き当たったときでも、「どうせ自分にはできないから」と思い込み、勉強することすらあきらめてしまいがちなのです。

学習性無力感を克服するには、ひとつずつ、成功経験を積むことが大切です。

お子さんが学習性無力感かもしれない親御さんへ

もし、お子さんが学習性無力感状態かもしれないなら、お父さんお母さんは、どんなに小さなことでもお子さんをほめてあげてください。
勉強以外のことでも、どんどんほめてあげてください。

お子さんに「自分は、できるんだ」と自信をつけてあげることが何よりも重要です。

お子さんが自信を失うような言動は控えましょう。
例えば、
「なんでできないの?」
「もっと勉強しなさいよ!」
といったセリフは基本的にNGです。

言わざるを得ないような場合でも、必ず言い方を工夫してください。
学習性無力感状態のお子さんは、過度な自信喪失状態です。
まったく自信を失っている人でも受け入れられるような言い方を心がけてください。

自分は学習性無力感かもしれないと思う方へ

自分の今の状態が「学習性無力感に当てはまるかもしれない」と思った方は、何かひとつ、小さな目標を決めてその目標に向けて努力すると良いでしょう。

本当に小さな目標でいいのです。

勉強に関する目標ならば、例えば「教科書を一行だけ読む」とか、「漢字をひとつだけ書く」など、ごく短時間、ほんの1分でできる目標を立てて、実践してみてください。

無理をせず、本当にひとつずつでいいので、「自分のペースでやる気を生み出せている自分」を実感していくことをおすすめします。