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やめさせる?がんばらせる? 子どもが「中学受験したくない」と言い出したときの対処法

小学生のお子さんが「中学受験、受けたくない」と言い出したら?

中学受験を目指して毎日塾に自主勉強に精を出していた小学生のお子さんが、急に「中学受験、やめる」と言い出したら・・・。

お父さんお母さんとしては、せっかくがんばって受験勉強してきたのに、「もったいない!」「とんでもない!」と思ってしまいますよね。

お子さんが「中学受験したくない」と言い出したら、どうしたら良いでしょうか。

「中学受験したくない」への対処法:少し休ませる

まずは、少し休ませてあげるのが良いと思います。

小学生にとって、毎日受験のことばかり考えて勉強するのは精神的には相当負担がかかります。
受験をしたくないと言い出すのは、燃え尽き症候群の一歩手前です。
完全に燃え尽きてしまう前に、休憩をとって心身を落ち着けてあげることが、先決だと思います。

お子さんは、急に「自分、毎日毎日受験のための勉強ばかり。いったい、何をやってるんだろう。どこに向かっているんだろう」と我に返ったのかもしれません。

それは、大きな流れとしてとらえれば、良いことです。
自我が芽生えてきた証拠だからです。

何の迷いもなく、親に言われるままにガシガシと受験勉強できているお子さんは、逆に中学や高校に行ってから急に燃え尽きてしまう可能性もあります。

ですので、お子さんが中学受験したくないと言い出したら、一度「じゃあ、少し休もうか」と、時間をあげたほうが良いと思います。

大切なのはリフレッシュ

数日勉強しなかったからといって、急に成績が落ちるということはありません。
むしろ、集中力もやる気もないのに無理に勉強させ続けるほうが非効率でしょう。

お子さんが、好きなように時間を過ごすことでリフレッシュできるはずです。
ある程度の時間を置けば、「やっぱり受験したい」と言い出すことのほうが多いでしょう。

親子の話し合いも視野に入れて

もし、お子さんの「中学受験したくない」気持ちが、「勉強させられ感」や無理な勉強スケジュールなどの親御さんからの押し付けにある場合は、親子でじっくり話し合う機会を設けるほうが良いでしょう。

親子の話し合いのとき、決して親御さんは気持ちを押し付けないこと。

お子さんは、話し合いに対して「もしかしたら自分の気持ちがわかってもらえるかも」と淡い期待を抱いているはずです。

なのに、親御さんからの押し付けを感じると、お子さんは「やっぱりわかってもらえないのか」と失望してもっともっと気が滅入ってしまいます。
結果的に、さらに中学受験へのモチベーションが下がってしまうでしょう。

話し合いの際は必ずニュートラルな第三者を!

お子さんを追い詰めないためにも、話し合いの際は必ず中学受験に対してニュートラルな視点を持つ第三者に入ってもらってください。

もし、お母さんが受験に乗り気でお父さんは公立でもいいじゃんと思っているおうちなら、お父さんが同席することで十分でしょう。

もし、お父さんもお母さんも中学受験させたくて仕方ないおうちなら、おじいちゃんおばあちゃんなどのほかの身内(決して親御さんと一緒になってお子さんを追い詰めたりしない人)に同席してもらうのが良いでしょう。

カウンセラーなど心理の専門家に頼むのも一手です。

中学受験への不安や心配に寄り添って

まずはお子さんの気持ちを理解する方向で行きましょう。
「中学受験したくない」の裏側にある気持ちに、気づいてあげてください。

不安や心配、たくさんあることでしょう。
受験生たちと競い合うことが苦手な、優しい心のお子さんもいらっしゃいます。
試験の緊張感に押しつぶされそうになるお子さんもいらっしゃいます。

「中学受験したくない」はお子さんからのギリギリのメッセージです。
しっかり、気持ちに寄り添ってあげてください。
そして、お子さんの不安や心配が少しでも和らぐようにしてあげてください。