臨床心理士が教える!「もう一度勉強したい」不登校の方専門のプロ家庭教師

不登校のお子さんが学校に行かない理由を言わなくて悩んでいる親御さんへ

不登校の理由を言わないお子さんの心理

不登校のお子さんのお父さんお母さんにとって、「不登校の理由」って結構大きいですよね。
何事も、理由が分かれば納得できるものというのはたくさんあります。

「学校に行きたくないのは、”先生が怖いから”」
「学校に行きたくないのは、”友だちとうまくいかないから”」

・・・そんなふうに理由があって、不登校に至るまでの経緯を詳しく話してくれれば、共感もできますし、対策も練れます。

ただ「学校に行きたくない」というだけでは、休ませ続けるのも・・・と悩む親御さんも多くいらっしゃいます。

 

お子さんが学校に行きたくない理由を言わないときの対処法

お子さんが明確な理由がないのに学校に行かないときは、2通り、考えてみてください。

お子さんは「学校に行きたくない理由を『言わない』」のでしょうか。
それとも、「学校に行きたくない理由が『わからない』」のでしょうか。

 

「理由はあるけど、言えない」「理由はあるけど、言わない」場合

「理由はあるけど言わない」のだったら、話してくれるまでじっくり待つのが良いでしょう。

 

親御さんにも言えないほどの理由は、かなり深刻なものなのかもしれませんし、それほど大変なものではないけれどもお子さんにとっては「すごく深刻だ」と思えるものなのかもしれません。

 

いずれにしても、親御さんがじっくり待ってあげることで、お子さんは「親は自分を信じてくれた」と感じます。信頼関係が強くなれば、きっと理由を打ち明けてくれるはずです。

 

お子さん本人にも理由がわからない場合

「理由が本人にもわからない」お子さんの場合は、理由を言語化できないのか、それとも言語化するのをおそれているのか、のどちらかだと思います。

 

一緒に絵を描くとか、ゆっくり話す時間を設けるなど、芸術療法や支持的なカウンセリングのような時間を、お父さんお母さんと過ごすことをオススメします。

 

理由が漠然としていて言語化できないだけなら、家族でゆったりとした時間を和やかに過ごすことで心が癒され、自然と学校へ行く可能性があります。

 

理由を言語化するのをおそれているなら、「理由はあるけど言わない」タイプのお子さんと同様に、両親と信頼関係が強くなれば、ふと、「実は、友だちからのいやがらせをつらく感じていた」とか「実は、お母さんと離れて学校で過ごすのがつらかった」等と、学校へ行きたくない理由を自覚し、言語化できる可能性があります。