家 白 黄色 がけっぷち感

不登校は子どもの問題?

不登校のお子さんだけをカウンセリングに通わせるおうちもありますが、実は不登校は家族全体の問題・課題であることがほとんどです。
お子さんだけが不適応なわけではなく、家族の問題・課題がお子さんの不適応行動として象徴的に発露しているのです。

今、この記事と読んでいますか

もし、この記事をお母さんひとりでお読みいただいている場合。
可能であれば、この記事は、お母さんひとりで読むのではなくお父さんやおじいちゃんおばあちゃん、年齢の大きいお兄さんお姉さんもいっしょに読んでください。

↑こちらについて、

「すでに夫といっしょに読んでる」
「夫が見つけて、自分も読んだところ」
「子どもも含めて家族で読んだ」
・・・という方は、お子さんの不登校のみならず家族関係の改善可能性がとても大きいです。
家族で変わっていくために、とても努力なさっていると思います。
家族で変わろうとしている姿勢をこれからもキープしていってください。

一方、
「読んでもくれないよ・・・」
「読ませたってどうせ変わってくれないし・・・」
「読ませる人がいないよ・・・」
・・・と思ったお母さん。

あなたのおうちの問題は、「お子さんが不登校であること」ではなく「お母さんが孤軍奮闘していること」です。そこを自覚してください。

■不登校は「子どもの問題」ではなく「家族の課題」

お母さんがひとりでがんばらざるを得ない状況を解消していくようにしましょう。

「子どもを治そう」とするよりも、「家族の中に協力者を見つけよう」「家族を協力者として育てよう」とすることのほうが先決です。
そうすると、お子さんとの関係もどんどん良くなると思いますしお子さんの不適応行動も改善してくるでしょう。

誰も協力してくれる人が浮かばない場合や、何も解消法が浮かばない場合は、外部機関をもっと頼ることを視野に入れると良いと思います。学校や市区町村に相談するのでも良いと思います。

不登校を「お子さんの問題」としてではなく「家族全体の課題」としてとらえていってください。

家族の課題として不登校をとらえることが出来たおうちは、どんどん改善していっています。

カウンセリングを検討くださっているおうちは、家族みんなで受ける家族カウンセリングを受けてみてください。

特にお子さんが中学生・高校生の場合は、家族カウンセリングのほうが効果が出やすいと思います。

お子さんが小学生の場合は、まだ言語化が難しいこともありますのでお子さんのカウンセリングは別のときにして、お父さんお母さんが夫婦カウンセリングを受けると改善しやすい傾向があります。

不登校を家族の課題として受け止めていくと・・・「数年後に家族みんなで『あのときは大変だったね~』なんて笑い話になればいいなと思っていたら、本当にそうなりました。家族で頑張って良かった!」・・・と、きっと言えるようになります。

えむ心理研究室 中学生のためのプロ家庭教師についてご案内いたします。

えむ心理研究室の「プロ家庭教師の特徴」

えむ心理研究室のプロ家庭教師は、現役の臨床心理士です。


臨床心理学、精神分析学、認知心理学に深く携わる中で、
「効率の良い勉強方法」
「効率の良い暗記方法」
「定期テストで点数を取る勉強方法」
「勉強につながるノートの取り方」など
さまざまな学習方法を研究してきました。

とはいえ、
いくら良い方法であっても
画一的な方法がすべての生徒さんに当てはまるとは限りません。

いくつかの方法論と生徒さんの個性を組み合わせて、
もっとも生徒さんに合っていると思われる学習方法を提案いたします。


学習内容の理解度を高めて成績を伸ばすことはもちろん、
生徒さんが「勉強って楽しい!」と思って自主的に勉強に取り組めるようにしてまいります。


みんなと同じ塾や家庭教師では物足りない方、
心理学に基づいた勉強方法で学習していきたい方、
メンタルケアをしながらじっくり勉強したい方、
不登校やひきこもりなどの悩みを持っている方、
本気で志望校に合格したい方、
えむ心理研究室のプロ家庭教師に、どうぞお気軽にご相談ください。


中学生のための家庭教師 学校の補習

えむ心理研究室の学校の補習は、予習復習をバランス良くお教えいたします。

生徒さんに必要なのがどの部分の予習(あるいは復習)なのか、
生徒さんの個性や学習進度に合わせて提案してまいります。

「勉強をする時間って結構楽しいな」と生徒さんが思ってもらえるように、
生徒さんと和やかに相談する時間を大切にしています。



中学生のための家庭教師 定期テスト対策

定期テストに関しては、
過去問(前回までのテスト)の分析から
ワークの勉強の仕方まで綿密に行い、
効率の良い定期テスト対策をしてまいります。

定期テストで点が取れると、
自然と自尊心が育ちやる気もアップしてきます。

定期テストで点が取れずに困っている方、
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まずはいっしょに、今の勉強方法について見直していきましょう。

必ず、もっともっと点数をアップさせる方法が見つかります。


中学生のための家庭教師 高校受験対策

高校受験対策は、
苦手分野の克服から得意分野の点数アップまで、
幅広くかつ綿密に指導いたします。

受験について不安なことや心配なことはなんでもおっしゃってください。
不安を解消し受験に自信が持てるような授業時間にしていきます。

高校受験の面接対策や作文対策などもお任せください。

「家庭教師と受験勉強してよかった!」と思ってもらえるような
効果を実感できる充実した受験勉強タイムをお手伝いいたします。


中学生のための家庭教師 勉強が嫌いな生徒さんの学習支援

「わからないところが多すぎて勉強なんていや」
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・・・そんなふうに思っている生徒さんもいらっしゃると思います。

勉強を好きにさせる・・・ことは難しいかもしれませんが、
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勉強がきらいな理由は、
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えむ心理研究室のプロ家庭教師は、
生徒さんにとってわかりづらい単元や苦手と感じられる単元も
心理学を活かしてわかりやすく丁寧に、興味を持ってもらえるようにお教えします。

その結果、
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意欲的に勉強し続けるようになった生徒さんがたくさんいらっしゃいます。

勉強が嫌いな生徒さんも、えむ心理研究室のプロ家庭教師をお試しください。


中学生のための家庭教師 基礎学力アップ&やる気アップ

基礎学力が不足しているために、
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まずは、基礎となる小学校の単元にさかのぼってわかるようにしていきましょう。

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中学生のための家庭教師 不登校支援

えむ心理研究室のプロ家庭教師は、
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不登校の生徒さんの学習支援は
学校に行っていない分をカバーすることを目標にしつつ、
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高校進学の進路相談や
学校復帰・教室復帰の際の相談もどうぞお気軽にお申し付けください。

高認取得や通信制・単位制高校のサポートも行っていますので、
中学の間だけでなくその後も、丁寧にお手伝いさせていただきます。


中学生のための家庭教師 メンタル強化

難関校に合格するためには
日々の受験勉強に集中し、
志望校を強く希望し続けるための「メンタル強化」も非常に重要です。

くじけそうになっても負けない心、
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臨床心理士でもあるプロ家庭教師と培っていきましょう。

メンタル強化コーチングを並行する形で本気で勉強や受験に取り組みたい方は
ぜひえむ心理研究室のプロ家庭教師をお試しください。



えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「中学生の家庭教師」「中学生の不登校支援」「中学生のやる気アップ」「高校受験の家庭教師」等について、学習支援やカウンセリングをご検討中の方はメールフォームからお申込み・お問合せください。

不登校に関する親の不安解消イメージ画像

親御さんと子どもさんの不安は、とても密接にからみあっています。

親御さんの不安についてお話する前に、
子どもさんの不安についてお話させてください。

不登校の子は不安が軽減すると一人で歩き出せる

不登校の子どもさんは、
不安がある程度解消されるとずいぶん大人になります。


自分なりに生産的な生き方をしようとし始めます。


不登校のお子さんの多くは、
不安が強いために学校へ行くことができません。


学校へ行くと不安がさらに強くなるから、
不安になることから身を守るために「学校へ行かない」という防衛策をとるのです。


不安が軽減すれば、自己防衛する必要がなくなります。
「学校へ行かない」という手段をとる必要がなくなります。


不安が軽減したお子さんがいつの間にかまた学校復帰しているケースも多いのは
このためです。



子どもが不登校だと親も不安になる

親御さんの不安について、考えてみましょう。


お子さんが不登校になると、親御さんも心が揺れます。

「うちの子はどうしちゃったんだろう」
「どうして学校に行けないんだろう」
「去年までは元気に学校に行っていたのに」

親御さんの不安感が高まると、
不登校で毎日家に居る子どもさんに当たってしまうこともあるでしょう。


子どもさんは親御さんをよく見ています。
不登校になる子どもさんは、年齢に比して幼い部分を持っていることが多いです。

親御さんの不安を自分のことのように感じてしまいます。


不登校の子どもさんにとっては、
親御さんの不安を、「これは親の問題だ」というふうに自分と切り離して考えることが難しいことがままあるのです。


不登校の子どもさんの不安を少しでも軽くするために、
親御さんの不安も解消しておくことをオススメします。



親の不安を解消するために

親御さんが不安になってはいけない、と言っているのではありません。

子どもさんの不登校に際して、不安になるのは当然のことです。
親御さんの不安、本当に共感します。

「不登校だと進級もできないし受験もできないかもしれない」
「このまま不登校を続けてひきこもりになってしまったらどうしよう」
「ひきこもりになったら簡単に社会復帰などできない、だから早くに学校復帰」

・・・と先ざきのことを想像して不安になるお気持ち、とてもわかります。


でも・・・
親御さんの不安は不登校の子どもさんに伝わります。
親御さんが「どうしようどうしよう」とうろたえていると
不登校の子どもさんはいつまでも不安なままです。


親御さんがどっしりと構えて見守ってあげることで、
子どもさんは安心します。

親の不安を軽減するために

「そんなこと言ったって、ウチの子が他の家の子と違うのが耐えられない!」
「親の不安が消えず、つらくてどうしようもない」
「子どもよりわたしのほうがつらい」
・・・そんなふうにお悩みのお父さんお母さんもいらっしゃいます。
お気持ち、とてもわかります。


まずは、誰か信頼できる人に悩みを吐き出しましょう。
ご実家のおじいちゃんおばあちゃんや、
担任の先生やスクールカウンセラーでも良いでしょう。


気持ちを吐き出すことでずいぶんラクになります。
不安は、溜めてしまうとどんどんモヤモヤして、ネガティブな思いを生んでしまいます。

かかりつけのお医者さんに相談するのも良いと思います。

お父さんお母さんだけでも、
専門家の意見を聞くことで不安感はかなり解消されるでしょう。


また、あせってはいけません。
これまで、えむ心理研究室が担当させていただいた不登校ケースの中で、
親御さんがパニック寸前にあせっている最中に不登校のお子さんが学校復帰したケースはとても少ないです。


親御さんからもお子さんからも焦りが消えた頃、
自然とお子さんから学校や将来に対する前向きな気持ちや行動が生まれることが多いです。


難しいとは思いますが、あまり考えすぎないことです。
親御さんが自分のことで七転八倒している姿を見て、お子さんもさらに苦しんでしまいます。

どれだけ心配でも、不登校のお子さんに対して過干渉にならないようにしましょう。



不登校の子への「親の対応」で、避けるべきこと

親御さんの不安を子どもさんにぶつけるのは避けましょう。


不安を解消するために子どもさんにむやみに登校刺激をしたり、
イライラしたり泣いたりしてしまっても
子どもさんは混乱するばかりです。


まずは心を落ち着けて、
「子どもが不登校でも大丈夫」なお父さんお母さんになってください。



安心感が増えると心が強くなる

お父さんとお母さんが、優しく落ち着いたまなざしで見守っていてくれている・・・
そうすると、子どもさんもお父さんお母さんを見ていて安堵するはずです。
安心感が増えれば、子どもさんは自然と、自分の心の中に強さを見つけていきます。

ひとつずつ少しずつ芽生える心の強さが、
学校復帰や社会復帰に確実につながっていきます。




えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。


「不登校」「お子さんとのかかわり方」等のテーマについて、学習支援やカウンセリングをご検討中の方はメールフォームからお申込み・お問合せください。

学校復帰できることが不登校の解決?



子どもさんが学校に行けなくなってしまうと、親御さんは深く苦悩なさいます。

不安感や無力感を抱く子どもさんに対して、親御さんはなんとかしてあげたいと思うようになります。

「どうしたら不安を取り除いてあげられるだろうか」

・・・そのように悩んでおられるならば、
親子二人三脚で、
あるいは不登校の専門家とともに三人四脚で、
一日でも早く子どもさんの悩みが軽くなるようにしていくことができます。



不登校について、親の悩み方にも違いがある



しかし、次のように悩む親御さんも少なくありません。

「どうしたら学校に戻れるだろうか」

・・・この場合、不登校の解決は「学校復帰」のみとなります。


もちろん、えむ心理研究室も義務教育の間は出来るだけみんなと同じように学校に通ったほうが良いと考えています。
(例外はあります)

そして、
子どもさんが本心から
「学校にまた行けるようになりたい」
と願っている場合は、
お父さんお母さんの「学校復帰」に向けての努力も無駄にはならないでしょう。



親の「学校に戻るには?」が子どもの負担になることも



一方で、
子どもさんが「学校に行きたくない」という気持ちが強い場合は
親御さんの「どうしたら学校に戻れるだろうか」という苦悩が子どもさんにとって逆効果になる可能性が高いです。


また、
子どもさんが親の顔色をうかがう傾向の強いいわゆる「良い子」の場合、
本当は「学校に行きたくない」と思っていても
親御さんの「学校に戻って!」という期待にこたえようと無理してしまうこともあります。


もし、不登校の子どもさんに学校復帰してほしいとお考えならば、
親御さんにはぜひいちど、「どうしたら学校に戻れるだろうか」という考えを保留にしていただきたいと思います。



不登校についてのより良い考え方



では、不登校の子どもさんに対して親御さんはどういう考え方・接し方をするのが良いのでしょうか。

不登校の子どもさんに大しては、
「どうしたら学校に戻れるだろうか」
ではなく、
「どうしたら子どもの不安を取り除いてあげられるだろうか」
と考えてみてください。



どうしたら子どもは再び学校に行けるようになる?



子どもさんは、不安がなくなれば自然と学校に戻ることでしょう。
あるいは、
自分で自分の道を見出し、学校へ行かなくても成長・自立の道を歩むことでしょう。


不登校の解決は、学校復帰だけではありません。

悩みの解決が中途半端なまま学校復帰しても、
問題の根っこは子どもさんの心の中に残っています。
まずは、子どもさんの心の中の問題を少しずつひもといていきましょう。

問題がはっきりして不安が解消し始めれば、
子どもさんは前を向いて歩き始めます。



不登校は貴重な機会。学校復帰をあせらずに!



不登校で学校を休んでいる期間は、親子にとって、とても貴重な機会です。


子どもさんに対して登校刺激をしてしまいたくなったら、
「学校に行きなよ」という言葉を少しだけ飲み込んで、
じっくりと子どもさんと話し合いをしてください。
学校のことだけでなく、いろんなことを話し合いましょう。


「とにかく学校復帰!」とあせらずに、
学校のこと、家のこと、これからのこと、
ぜひ親子でいろんなことを穏やかに話し合ってみてください。
きっと、普通に学校に行っているだけでは気づけないようなすばらしいことに親子で気づけるはずです。


不登校は親子で成長する機会です。
えむ心理研究室は親御さんと子どもさんを心から応援しています。




えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「不登校」「学校復帰」等のテーマについて、学習支援やカウンセリングをご検討中の方はメールフォームからお申込み・お問合せください。

不安症状がひどいけど、相談しながら勉強して進学したい・・・

不安障害と診断されたり不安感の強いうつ症状を伴ったりしている不登校のお子さんもとても多くいらっしゃいます。

不安感を強く抱きがちなお子さんは、真面目で賢い人が多いです。

真面目ゆえに、「しっかりしなきゃ」と完璧主義的になったり、
知的に高いゆえに、ちょっとしたことが気になり続けてしまったり、してしまうためです。

また、
不安症状の強い不登校のお子さんは、引きこもりがちになる傾向も強いです。

先述のとおり、
真面目な性格で頭の良いお子さんですと、
不登校になる前に、学校では成績も良く部活や委員会活動もがんばっていたことでしょう。

そのようなお子さんは、
周りから認められたりほめられたりすることも多く、
自然と自尊心を持ちプライドが高くなります。

適度な自尊心やプライドの高さは、社会生活に大いに良い影響をおよぼしますが、
不登校に関してはマイナスに働くこともあります。

真面目で賢いお子さんが、いったん不登校状態になると、
「今までの自分と全然違う」
「あんなにがんばれていたのに」
「あんなにほめられていたのに」
と、それまでの「輝かしい自分」とのギャップが大きくなります。

すると、
自信をなくして気持ち的にもふさぎこんでしまいますし、
人の目を気にしがちになりますので外にも出づらくなります。

そのために、引きこもりになりやすくなってしまうのです。

 

不安症状の強い引きこもりの不登校生の方の家庭教師とカウンセリング

不安症状が強い引きこもり状態の不登校のお子さんの場合は、
不安を軽減しながら少しずつ学習支援と相談を進めます。

たいていの場合、まずは不安感の軽減から始めます。

家族以外の人と会いづらく、
おうちに訪問しても緊張が先立って勉強やカウンセリングどころではない場合は、
メールやチャットなど直接会わなくても済むツールを使ってコンタクトを取り始めることもあります。

会えるようになったら、
ゆっくりと焦らずに家庭教師との勉強と臨床心理士とのカウンセリングをしていきます。

えむ心理研究室は、プロ家庭教師が臨床心理士の資格を持っていますので、
勉強のこともこころのことも、同じ人に相談するスタイルです。

家庭教師は家庭教師、カウンセリングはカウンセリング、と、
ふたりの先生とのコミュニケーションは必要ありません。

ひとりの先生とコミュニケーションを取っていけば良いので、
長い間不登校だったり引きこもりだったりする方には負担が少なくて済みます。

 

不安症状の強い引きこもりの不登校生さんの勉強方法

不安症状の強い引きこもりの不登校生さんは、
高認(高校卒業程度認定試験)や、専門学校進学、大学受験を目指すこともあれば、
不登校や引きこもりの経験を活かして福祉系や心理系の資格試験取得を目指す方もいらっしゃいます。

アルバイトやパートに出始める前に、
コミュニケーションの練習をしておきたいという方もいらっしゃいます。

希望する進路や生活状況によって、勉強内容も勉強方法も十人十色です。

「高認の資格を取って将来につなげたい・・・」
「引きこもりから心機一転、大学に通いたい・・・」
「不登校の経験を活かして、学校の先生になりたい・・・」
「不安だけど、バイトをして自信をつけていきたい・・・」

あなたの夢はきっと叶います。
メンタルケア&強化しながら、あきらめずに取り組みましょう。

えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「不登校」「引きこもり」等に関する学習支援やカウンセリングをご検討中の方はメールフォームからお申込み・お問合せください。

子どもさんが「学校に行きたくない」と言い出したら


子どもさんが突然、「学校に行きたくない」と言い出した・・・
親御さんにとっては頭の痛い問題ですよね。

しかも、
子どもさんがさめざめと泣きながら「もう、学校に行きたくない」と言っていたら・・・

「休んでいいよ」と言ってあげたい気持ちと、
「行きなさい」と言いたい気持ちと、
親御さんには葛藤が生じると思います。
下手に休ませて、不登校になってしまっても・・・と悩むことでしょう。


「子どもの『学校に行きたくない』」親の葛藤の解決方法


子どもさんが「学校に行きたくない」と言い出したら、
どうしたら良いでしょうか。

まずは、理由を聞いてあげてください。

できるだけ、優しい口調で聞いてあげてください。

「どうして学校に行きたくないの?」

たいていの子どもさんは、学校に行きたくない理由を言うと思います。

その理由によって、
「休んでいいよ」と許可するか、
「行きなさい」と促すか、
考えましょう。

頭ごなしに「ダメ!行きなさい!」と叱るのでは、
子どもさんの真剣なSOSを見逃してしまう可能性があります。




「学校に行きたくない」
どんな理由なら休ませても良い?


とはいえ、
ご家庭によって、休ませても良いかどうかの判断は異なると思います。

どんなケースなら休ませても良くて、
どんなケースなら行かせたほうが良いか、
一概には言えませんが、休ませるか行かせるかの「目安」を述べたいと思います。



「休んでいいよ」と言って欠席させても良い場合


・子どもさんがいじめに遭っている場合

学校に行きたくない理由が「いじめ」なら、まずは休ませてあげたほうが良いでしょう。
心だけでなく、身体的な「危機」を回避するためです。

子どもさんに詳しい話を聴いて、
子どもさんと相談した上で担任の先生にも相談しましょう。

いじめの度合いにもよりますが、
1日休んで親御さんと話をすれば、お子さんはかなり心の落ち着きを取り戻せます。

悪質かつ陰湿ないじめでなければ、
翌日からは勇気を持って登校するお子さんも多いです。


・腹痛・頭痛・嘔吐・吐き気・微熱などの症状がある場合

明らかに風邪などの症状とは異なり、
不登校の初期によくある腹痛・頭痛・嘔吐・吐き気・微熱などの身体症状がある場合は、
「休んでいいよ」というよりいったん欠席させて病院に連れていきましょう。

身体的な疾患なのか、心因性のものなのか、早めにはっきりさせることが大切だからです。

腹痛・頭痛・嘔吐・吐き気・微熱などが心因性の症状ならば、
それらの症状は子どもさんの「心の叫び」です。

子どもさんが中学生高校生なら、何を叫ぼうとしているのか、
症状の「意味」をお父さんお母さんといっしょに考えていくと良いでしょう。

もちろん、親子間では感情的になったり本音も言いづらかったりするかもしれません。
カウンセリングを活用するのも有効です。



「行きなさい」と登校を促したほうが良い場合


・学校に行きたくない理由が「勉強がわからないから」など学習面に問題がある場合

「勉強がわからない」「授業についていけない」「先生の話がわからないからつまらない」など、
学習面の問題が子どもさんの「学校に行きたくない」理由である場合は、
登校させるほうが良いケースのほうが多いです。

学習面の問題が「学校に行きたくない」理由である子どもさんは、
勉強でつまづいているだけでなく、
現実逃避することで問題を解決しようとする傾向があります。

「授業で指されて答えられなかった」
「内容のわからない授業を受けているのが苦痛」
・・・そのような理由で学校を休みたがるのは、
「自分がかっこ悪いところを人に見せたくない」
「勉強ができない自分を認めたくない」
などの感情によるものです。

少々ゆがんだ自尊心(プライド)が根底にあることが多いです。

自尊心が傷つくのが怖くて学校を休み始めてしまうと、引きこもりになりやすくなります。

もっと些細なことでも傷つくのが怖くなってしまうからです。

登校をうながしながら、
「素直に『授業がわからないんです』と先生に言って勉強の仕方を教えてもらってごらん」
とか
「学校から帰ってきたら、お母さんといっしょに復習しよう」
など、
学習面の問題を前向きに解決するようにしましょう。

・子どもさんが小学校低学年の場合

小学校低学年は、勉強だけでなく集団生活の中からさまざまなことを学ぶ時期です。

この時期に不登校になってしまうと、
小学校高学年、中学校になってもなかなか学校復帰できなくなるケースが多いです。

集団の中にいれば、多くのことを体験します。
傷つくこと、矛盾していること、人と比較されること・・・子どもさんはさまざまな試練に出会います。
今後の人生の中でも必ず何度も訪れる試練です。

それらの試練に適度な耐性をつけるためにも、
小学校低学年のうちは出来れば登校させたほうが良いでしょう。

ただし、ひどいいじめに遭っていたり、発達障害の可能性がある場合は別です。
まずは、子どもさんの話をよく聴いてあげてください。






えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「不登校」「お子さんの『学校に行きたくない』発言」「子育てにおける葛藤」等について、
ご質問やもっと詳しく知りたいことなどがありましたら
お気軽にお問い合わせフォームからメッセージをお寄せください。
無料で簡単なアドバイスをいたします。

どうしたら学校復帰してくれる?



お子さんが不登校になった親御さんが、必ず考えること・・・

それは、

学校復帰について。

「いつ学校復帰するのだろう?」
「どうしたら学校復帰するのかしら?」

と、親御さんはきっと考えることでしょう。



不登校のお子さんを学校復帰しやすくするには

不登校のお子さんを学校復帰しやすくする方法はあるのでしょうか。


不登校のお子さんがどんな性格でも、共通して言えることは、ひとつ。

学校復帰させたいなら、
学校復帰を強要しないことです。

「学校に行きなさい」と叱ったり、
「どうして学校に行かないの?」と問い詰めたり、
「いつになったら学校に行くの」とプレッシャーを与えたり・・・
いずれも学校復帰の強要にあたります。


なぜ学校復帰を強要してはいけないの?

不登校のお子さんに対して、親御さんが
「学校に行きなさいよ」
「いつまで休んでいるつもりなの?」
と学校復帰を強要すると、どうなるでしょうか。

逆に不登校が長続きしたり、親子関係が良くなくなったりする可能性があります。


真面目で責任感の強い不登校のお子さんの場合

たとえば、
不登校のお子さんが、真面目で責任感の強い性格だったら、どうでしょうか。
お父さんお母さんから「学校に行きなさい」と言われたら・・・

真面目で責任感の強いお子さんならば、
親御さんから「学校に行きなさい」と言われる前から、
「学校に行かなきゃ」と必死に思っているはずです。

「行かなきゃ、と思っているのに、行けない」
「行けない自分のことが、とても恥ずかしい」
そんなふうに、自分に自信をなくしている可能性も高いでしょう。

そんなとき、お父さんお母さんから学校復帰をせかされたら、
自分のことを追い詰めてしまうと思います。

お父さんお母さんに対して申し訳ないという気持ちも強くなり、
家に居ても落ち込んでしまうことが増えるかもしれません。

不登校のお子さんが、真面目で責任感の強い性格だったら、
優しく見守ってあげましょう。
そして、学校復帰を強要するよりもむしろ、
「焦らなくていいんだよ」と安心させてあげましょう。

真面目なお子さんならば、
「中学生ならば中学校に行くもの」
「高校生ならば高校に行くもの」
という観念がしっかりあることと思います。

気持ちが落ち着き、自分の心が整理できれば、
自然と学校に再登校することを視野に入れるはずです。

不安感の強い不登校のお子さんの場合

不登校のお子さんが不安感の強い神経質な性格だったらどうでしょうか。

不安感の強いお子さんは、
学校に行っているときも不安だったけれど、
休み始めても学校に対して不安を感じていることが多いです。

不登校になると、不信感も強まっているかもしれません。
不登校になったばかりの頃は、「家族だけが唯一の味方」と思っていることもあるでしょう。

そんなときに、お父さんお母さんが
「学校に行きなさい」「いつから学校に行くの」と言っても、
逆効果です。

かえって、
「お父さんお母さんも信じられない」「自分には味方が誰もいない」と
思いつめてしまうかもしれません。

すると、
不登校の二次障害として、
不安障害や妄想性障害などの精神疾患に結びつく可能性も出てきます。
長期の引きこもりにもなりやすくなってしまいます。

不安感の強い不登校の方は、
まずは不安感を軽減することに力を注いだほうが良いでしょう。

カウンセリングを受けたり、抗不安薬を服用したりして、
不安感を軽減していきましょう。

不安感の強いお子さんは、賢くて真面目な子が多いです。
不安と上手に付き合えるようになれば、
自然と自分の今後について考えていけるはずです。

無気力な不登校のお子さんの場合

不登校のお子さんが、無気力で家でごろごろしているだけの場合を考えてみましょう。

無気力な状態のときに、
「学校に行きなさい」とか
「いつになったら行くの」といわれても、
お子さんは「うるさいなぁ」としか思えないようです。

無気力になってしまうお子さんの多くは、
自信のなさが根底にあります。

自信がないから無気力になってしまう、
無気力だと、何かにチャレンジしようと思っても出来ない。
チャレンジしようとも思えなくなってしまう。
すると、さらに自分に無力感を抱いて、また自信を失ってしまう・・・

そんな悪循環が繰り返されてしまいます。
心理学用語で「学習性無力感」という状態に近いです。

無気力な不登校のお子さんにとって、
学校に行くことは「今の自分には出来ないこと」です。

お子さんは、無気力なふうにしていても、
心の中では(無意識かもしれませんが)とても苦悶しているはずです。

そんなときに、
お父さんお母さんから「学校に行きなさい」と言われたら・・・

「出来ないこと」をつきつけられて、
無力感の上塗り、無気力の促進になってしまう可能性が高いです。

不登校のお子さんが無気力な場合には、
まずは、その無気力さについてしっかり話し合いましょう。

最初は、話し合うことに抵抗を示すと思います。

そうしたら、無理強いせずに、
「少しゆっくり休みなさい。
でも、無気力な状態があまり続くのは心配だから、
来週になったらまた話し合おう」
と、時間的な猶予を与えてあげましょう。

不登校のお子さんが無気力になってしまう理由について、
問い詰めるのではなく、じっくりゆっくり話を聞いてあげてください。


今の学校への復帰を目指すのでなく・・・

「学校復帰」というと、
現在休んでいる小学校・中学校・高校への復帰をイメージすると思います。

けれども、
お子さんにとって最善の道が、「今の学校への復帰」であるとは限りません。

いじめや友だち関係のトラブルがある場合は、
転校するという形の学校復帰もあるでしょう。

高校生の場合は、
通信制やフリースクール、高認などで
結果的に「学校復帰」することもあるでしょう。


親御さんが、
「今の学校に再び行けるようになること」に執着しすぎると、
お子さんの精神的健康が先延ばしされてしまうこともあります。

まずはお子さんの視点で、お子さんの気持ちになって、
考えてみてあげてください。



えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「不登校」「学校復帰」「親の対応」等について、
ご質問やもっと詳しく知りたいことなどがありましたら
お気軽にお問い合わせフォームからメッセージをお寄せください。
無料で簡単なアドバイスをいたします。

ひきこもりがちな不登校の生徒さんの カウンセリング

不登校状態の生徒さんは、ひきこもりがちになるケースが少なくありません。
不登校の生徒さんがひきこもりがちになる理由には、次のようなものがあります。

 

不登校の生徒さんがひきこもりがちになる理由

◆不安感が強い
◆外出して学校の友だちに会ってしまうと、どう対応していいかわからなくてつらい
◆「学校に行っていないのに外へは元気に行けるなんて申し訳ない」といった罪悪感
◆「学校に行っていない」という劣等感
◆元気に学校へ行っていた過去の自分と比較し、自信をなくす

・・・このように、「真面目な子」「良い子」ほど、
不登校状態になると負い目を感じて不安感を抱き、ひきこもりがちになる傾向があります。
不登校状態でひきこもりがちな生徒さんには、カウンセリングが有効です。

 

カウンセリングでは、丁寧にお話を聴きます。
ひきこもりがちな不登校の生徒さんにとっては、カウンセリングは自分の気持ちをじっくりと見つめる時間になります。
「不登校」「ひきこもり」といった現在の状況に対する不安や、今後への期待を話していくうちに、心が整理されていきます。

心の整理は、「不登校」「ひきこもり」の状態からの脱出に役立ちます。
漠然とした不安を言葉にすることで、どんなことを恐れ心配に思っているのかはっきりしてきます。
いろんな気持ちが明確になっていくと、現状や今後に対して前向きに取り組むことが可能になってくるのです。

 

ひきこもりがちな不登校の生徒さんが納得のいく人生を送るために、
生徒さん自身が「自分」を知り、「自分の生き方」発見し、自分自身の足で歩んでいくための心理的サポートをいたします。

 

ひきこもり期間の長い生徒さんには、
コミュニケーションや対人関係に関するコーチングもおこなっています。
不安なこと、心配なこと、なんでもお聞かせください。
いっしょに一歩ずつ、進んでいきましょう。

 

 

ひきこもりがちな不登校の生徒さんのカウンセリングをご希望の方は、お気軽にご相談ください
えむ心理研究室にメールする

 

 

えむ心理研究室では、プロ家庭教師の学習支援や臨床心理士のカウンセリングを通して、
さまざまな悩みを抱えるお子さんと、そのお父さんお母さんのお手伝いをしております。

「不登校」「ひきこもり」等について、
ご質問やもっと詳しく知りたいことなどがありましたら
お気軽にお問い合わせフォームからメッセージをお寄せください。
無料で簡単なアドバイスをいたします。

学校復帰および再登校イメージ

不登校からの「学校復帰」~自然な再登校のために~

お子さんが、不登校状態だとお父さんお母さんもとても悩んでしまいますよね。

「子どももつらいようだけど、わたしも参ってしまいそう」
「子どものことを思うと、職場でもため息が出てしまう」
・・・お父さんお母さんも日々、ご自身の揺れる気持ちを抱えて大変な状況だと思います。

そんなとき、お子さんが、

「明日、学校に行こうと思う」
「今日、学校に行ってみようかな」

と「学校復帰」の意思をお父さんお母さんに伝えてきたら・・・

お父さん、お母さん、どう答えてあげますか。

「学校復帰はうれしいはずなのに、正直驚いてしまう」
「『良かった!』というのが本音だけど、それを言ったらプレッシャーになるかも」
「『無理しなくていいんだよ』と言って、ホントに行くのをやめてしまったら困るかも」

・・・こんなふうに、お子さんのことを思うあまり、頭の中がごちゃごちゃになってしまうお父さんお母さんもたくさんいらっしゃると思います。

不登校のお子さんの「学校に行こうかな」
・・・待ち望んでいた言葉のはずなのに、悩んでしまいますね。

不登校状態のお子さんが、急に学校復帰の意思を示したときは、どのように対処するのがよいでしょうか。

学校復帰発言への対処法

不登校状態のお子さんの急な「学校復帰発言」については、お子さんの言い方やしぐさ、また学校復帰発言が出た経緯を考えて、応答してあげると良いでしょう。

 

不登校のお子さんが、お父さんお母さんの顔色をうかがいながら学校復帰発言をした場合

不登校のお子さんが、お父さんお母さんに心配をかけないために、
まだ本人も何も心の準備が出来ていないのに「学校へ行こうかな」と言い出すことがあります。

このケースは、真面目で優しい子に多いです。
また、親にとっても「良い子」で、不登校になるまでずっと手のかからず、成績も良かった子や、
責任感が強く、プライドが高い子、
神経質で不安感を抱きやすい子などにも、このケースがしばしば当てはまります。

そんなお子さんが、
どうも本心ではまだ学校復帰したくなさそうなのだけれども「学校に行こうかな」と言い出したときは、
お父さんお母さんは「無理しなくていいんだよ」と言ってあげるのが良いでしょう。

また、お子さんの様子を見て、安心させてあげる言葉も言ってあげると良いかもしれません。

「学校復帰しないと、お父さんやお母さんにどう思われるか心配なの? 大丈夫だよ」
「本当は『まだ行きたくない』『学校はつらい』と思っていない? 何でも言ってごらん」
「あなたのペースでいいんだよ。お父さんもお母さんも見守っているから」

・・・などの声がけで、安心させてあげることによって、結果的にお子さんにとって学校復帰につながるケースもあります。

不登校のお子さんは、安心したがっています。
「何かあっても親に何でも言える」と思えること、
そして自分の家が安心できる場所であること(心理的な「安全基地」になること)が、学校復帰に結びつきます。

不登校のお子さんが、なんとなく上目遣いに、自信がなさそうに「学校へ行こうかな」と言い出した場合も、
お父さんお母さんの顔色をうかがっている可能性があります。
よく様子を見てあげてください。

 

不登校のお子さんが、学校復帰を「話があるんだけど」と切り出してきた場合

不登校のお子さんが、「お父さん、お母さん、話がある」と改まった感じで切り出し、
「明日から学校へ行こうと思ってる」と言い出した場合は、どうするのが良いでしょうか。

このケースは、ひとりで思い悩む男の子に多いです。
自分のことをあまり人にしゃべらない子(話したいけど話さずにかっこつけていたい子)や、
スポーツマン、体育会系の子にもよく見られます。
有言実行したいという願望がある子、または自分の弱い部分を認めたくない子にも当てはまります。

そんなお子さんが、お父さんお母さんに、改まった感じで「学校へ行こうと思う」と「学校復帰宣言」してきたときは、
その思いは受け止め、行動については柔軟にしてあげると良いでしょう。

例えば、次のような応答だと、お子さんは気が楽になって学校へ行きやすくなるでしょう。

「そっか、でも気負わなくていいんだよ。とりあえず、明日の登校の準備だけしておこうか」
「勇気出して言ってくれたね。でも、行けなくてもいいからね」
「自分ひとりでよく考えたね。無理しないでね。最初から教室じゃなくたっていいから。保健室や相談室でも」

・・・など、お子さんが気負っていれば気負っているほど、逃げ道を作ってあげてください。
そのほうが、ヘンにプレッシャーを与えずに済み、ナチュラルな学校復帰につながる可能性が高いです。

 

不登校のお子さんが、テレビなどを観ながら不意に「学校へ行く」と言い出した場合

夜、ごはんを食べた後に、いっしょにテレビを観ていて、ふと、不登校状態のお子さんが「学校へ行ってみようかな」とつぶやくように言うことがあります。

このケースは、不登校について、気持ちがだいぶ整理された子に多いです。
または、不登校や学校復帰・教室復帰についてあまり深く重くは考えていない子や、
不登校期間がさほど長くない子にも当てはまることがあります。

そんなお子さんが、ラフな感じで「学校へ行ってみよっかな」と言い出したときは、
さらりと、肯定あるいは奨励してあげると良いと思います。

「うん、いいかもね」「そっか、お弁当作っとこっか」等と、言ってあげると良いでしょう。

そのとき、お子さんの「学校に行ってみようかな」というトーンと合わせてあげると良いでしょう。
お子さんがすごく軽い感じで「学校行こっかなー」と言ったのだったら、「うんー、いいんじゃない」とやはり軽い感じで言ってあげましょう。

お子さんがぼそっと「明日、学校行ってみようと思う」とつぶやいたのなら、同じくつぶやくように、「そっか、いいと思うよ」という感じで、対応してみると良いと思います。

そしてその後は、お子さんが何か言ってくるまで学校復帰のことには触れないでいてあげましょう。

お子さんの声や口調に合わせることで、ふと湧いたお子さんの勇気に水をさすことがなくなります。
声や口調を合わせると、お子さんのペースを乱さずに済むのです。
お子さんのペースを尊重することで、お子さんの負担にならずに自然な学校復帰につながる可能性が高いです。

 

不登校のお子さんが、朝、着替えを済ませてから学校復帰発言をした場合

朝、いつもはパジャマのまま朝ごはんを食べていた不登校のお子さんが、急に、制服に着替えて「おはよう。今日、学校へ行くね」と言ってくることがあります。

このケースは、学校復帰に対して迷いがあっても「今日は行く」と決めた子に多いです。
また、制服を着ることで学校復帰に勢いをつけようとしていることが多いです。

ある程度自尊心がある子や、
学校に信頼できる友だちが複数いる子、
保健室や相談室とすでにつながりがある子などが、このケースに当てはまります。

このようなお子さんが朝、もう制服に着替えて「学校に行ってくるね」と言った場合は、
安心させてあげつつも、完全に背中を押してあげましょう。

「無理しなくていいよ」とか「大丈夫?」などはあえて言う必要はありません。
『今日は行くと決めた』・・・お子さんの勇気を尊敬し、そっと後押ししてあげましょう。

具体的には、「行ってらっしゃい」と言いながら制服のネクタイを軽く整えてあげるとか、
「わかった、気をつけてね」と言いながら軽く頭をなでてあげるなどです。

軽いスキンシップをすることで、お子さんはものすごく安心するはずです。
学校に行くと決めても、心の中は不安でいっぱいなはずですから・・・

抱きしめるなどのスキンシップや言葉数の多い声がけは、
お子さんにとっては依存心の刺激になったり不安を喚起したりする可能性があります。

軽く触れてあげて、「行ってらっしゃい」「気をつけてね」といった、普通に登校していたときにかけていた簡単な言葉をかけてあげると良いでしょう。

 

 

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登校刺激イメージ画像

登校刺激はしたほうがいい?しないほうがいい?



不登校状態のお子さんを持つ親御さんにとって、登校刺激はとても重要なテーマになっていることと思います。


「子どもに学校のことを話しかけるのはいつにしたらいいんだろう」
「一度、『学校に行ったら』と言ったら拒絶され、以降話し合いたくても話し合えていない・・・」
「むやみに登校刺激してはいけないとわかっているけれど、同級生が学校に行っている日中に家でのほほんと過ごしている姿を見ているといらいらしてしまう・・・」


不登校状態のお子さんをもつお父さんお母さんにとって、
登校刺激に関する悩みは非常に深い悩みになっています。


登校刺激をしたほうが良いかしないほうが良いかについては専門家によって意見が違います。
迷ってしまいますよね。


ある専門家は、「登校刺激はしないほうが良い」と言い、
別の専門家は、「どんどん登校刺激していったほうが良い」と言っています。


えむ心理研究室では、
これまでの不登校の生徒さんとのかかわりや、
不登校に関するケース報告・論文などを分析しています。


分析の結果、
「不登校状態になってからの期間」と
「お子さんの性格」によって
登校刺激を使い分けたほうが良さそうだという結論にたどりつきました。


結局はケースバイケースということになってしまって申し訳ないのですが、
できるだけ詳しくわかりやすくご説明していきたいと思います。


今回は「不登校状態になってからの期間」による登校刺激の使い分けについて
考えていきます。



 

学校を休み始めて間もない、不登校状態1~2週間程度のお子さんへの登校刺激



学校を休み始めてから1~2週間ならば
もし教室に復帰するとしても
「ちょっとひどい風邪ひいちゃった」
とか
「熱がなかなか引かなくて」
など、
同級生への言い訳もしやすいですよね。


ですから、
まだ休み始めて1~2週間以内で、
不登校の理由がはっきりしていて、
不登校の理由が学校を休み続けるに値しない、と思われた場合は
出来るだけ登校刺激をしたほうが良いと思います。


「学校を休み続けるに値しない、不登校の理由」とは・・・
例えば、
「友だちからのちょっとしたいやがらせ」とか、
「友だちとの意思の疎通の問題によるすれ違い」とか、
「学校の先生に叱られて嫌な思いをしたから」など、
誰もが経験するような「ちょっとした嫌なこと」です。


「学校を休み続けるに値しない」と判断するためには、
しっかり話を聴くことが大切です。


お父さんお母さんがお子さんの話を根気良く聴いているうちに、
お子さん自身が
「なんか、いいや。明日から学校行く」
とすっきりすることも多々あります。


お子さんが元気そうにしていても、追い詰めるような登校刺激は禁物です。
「元気なら学校行きなさいよ!」
ではなく、
「学校、行ってごらん。もし嫌なことがあっても、帰ってきてからちゃんと話聴くから」
など、そっと促し、かつしっかりとあなたを受け止めるよ、という意思表示を登校刺激の中に込めましょう。



 

不登校状態になってから1ヶ月以上1年未満のお子さんへの登校刺激



不登校状態になってから1ヶ月以上たつと、
お子さんは、学校を休むことができてホッとしている反面、
学校に行っていないことによる劣等感にさいなまれます。


お子さんの中で「学校に行かなきゃ」という気持ちと「学校を休みたい」という気持ちが戦っている状態です。
そして、昼間はいつも学校のことを考えているお子さんが多いです。


ですからこの時期は、
同級生と比べるような登校刺激は禁物です。


同級生が遊びに来てくれた場合を除き、同級生を引き合いに出すのもできれば避けたほうが良いかと思います。
「同じクラスの○○ちゃんのお母さんと会ったよ」
とか
「近所の△△君が、期末テスト難しかったって言ってたよ」
などの話題を出すと、
お子さんの劣等感が不必要に増してしまうかもしれません。


不登校状態になってから1ヶ月以上半年未満のお子さんへ登校刺激をするとしたら、
お子さんに共感した上で、お父さんお母さんの本音を伝えてあげるのが良いかと思います。


「学校を休んでいると安心するんだね。でも、これからどうしよっか。お母さん、ちょっと心配だよ」
とか、
「学校に行ってるときには見せなかった笑顔が見られてうれしいよ。でもお父さんもキミのことが心配だから、少しずつ今後のこと考えていこうか」
など、
共感→登校刺激(将来刺激)、といったふうに伝えてみるのが良いと思います。


学校のことを話し合うとき、
「お父さん・お母さん・お子さん」の3人で家族会議のようにするよりは、
お父さんとお子さんが対話したあとにお母さんとお子さんでお話する、というように、
1対1で話すことをオススメします。


お父さんお母さんふたりから同時に登校刺激されると、
お子さんとしてはアウェー感が高まるためです。


お父さんお母さんとしても、
お子さんとの話し合いが気まずくなったときに、
お父さん・お母さん・お子さんの3人での話し合いのほうがラクだと思います。
すぐに片方(お父さんorお母さん)に話を振ることができるからです。


でもお父さんとお母さんが「ねぇ、お父さん」「なぁ、お母さん」と同調し合えばし合うほど、
お子さんにとって焦りと疎外感が生まれます。


お子さんも、自分の中の「学校に行かなきゃ」という気持ちと「学校を休みたい」という気持ちの葛藤で、必死にがんばっている状況です。
ぜひタイマンで、話し合っていただきたいと思います。


そうすると「すぐに学校へ行く」という結論にはならないかもしれませんが、
確実にお子さんにとっては、将来を考えるきっかけが生まれます。


出来るだけ希望のある登校刺激・将来刺激をしてください。


「このままじゃダメだよ」とか「学校に行かなくてどうするの」といった、
救いようのないダメ出しはしないであげてください。


将来なりたいものや、学校へ行かない場合の選択肢について、
いっしょに考えていってあげてください。



 

不登校状態になってから1年以上のお子さんへの登校刺激



不登校状態になってから1年以上たつお子さんへの登校刺激について考えてみましょう。


もし、
お子さんが今後についてどう考えているか不明な場合や、
学校や相談機関との連携が取れていない場合は、
「登校刺激」というよりは「専門家刺激」をすると良いと思います。


1年以上、家族以外の誰とも会わないような生活になっている場合は、
専門家のところに連れていくべきです。


長期のひきこもり状態に発展させないためです。
長くひきこもればひきこもるほど、社会復帰が困難になります。


特に、
生活が不規則になっていたり、
家族ともあまり口をきかなかったりする場合は、
心療内科やメンタルクリニックで診断を受けておくと安心です。


「学校はさておき、あなたのことが心配だからちょっと病院へ行ってこようよ」
とか、
「お父さんとお母さんだけで、専門家に相談に行ってみたよ。もっと話し合いをしていこう」
など、
親御さんは積極的に、「いっしょに解決していこう」という態度を見せましょう。
決して、お子さんに対して、腫れ物に触るような扱いをしないことです。


また、「病院へ行ってきな」とか「学校の相談室を利用しなよ」など、
お子さんの自主性に頼る発言は、
この時期のお子さんには逆効果になる可能性が高いと思います。


「行けるものならとっくに行ってる」というのが、お子さんの本音です。


長期に不登校状態になっているお子さんの場合、
どれだけお子さんが反抗的な態度や無関心な態度をとっていたとしても、
それはお父さんお母さんへの依存です。


専門家の意見を取り入れながら、
親離れ子離れする方策を見つけていきましょう。



 

まとめますと、基本的には登校刺激は「してもいいししなくてもいい」となります。
親御さんが
「学校に行かせなくちゃ」
とか
「学校のことを話さなくちゃ」
と思うのではなく、
「今、お子さんにとって何が一番大切なテーマか?」
を考えてあげてください。


とはいえ、
そのテーマが見えずに、迷っておられる親御さんも大勢いらっしゃいます。


ご夫婦だけで抱えこまずに、ぜひ一度ご相談ください。
いっしょに考えさせていただきます。



 

 

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