「成績を上げたい!」「やる気を出したい!」・・・心理学的に効果があるのは?
成績を上げたい、やる気を出したい・・・誰もが思いますよね。
ちょっとした気持ちや行動の変化で、成績ややる気は格段にアップします。
成績ややる気をグンとアップさせるには、どうしたらいいのでしょうか。
「自己効力感」という心理学用語を、知っていますか。
自己効力感とは、「自分が、自分以外の何かに働きかけられる、という感覚」のことです。
「自分は何かができる!と信じていること」です。
この自己効力感が適度に高いと、自分に自信があるわけですから、自然とやる気も高くなります。
すると、勉強に運動にも精が出て、人間関係もうまくいく・・・理想ですね。
以前こちらで紹介した「学習性無力感」とは、ほぼ逆の感覚ですね。
学習性無力感は「やればやるほど自信をなくし、ついには絶望してしまう感覚」ですので。
でも・・・ここまで読んで、こんなふうに思った方もいるのではありませんか?
「そんなに簡単に自己効力感が抱けるのなら、苦労しないよ」
たぶん、そう思った方は、
今現在、成績が思うように上がらないか、がんばりたいのにやる気が出ないか、どちらかの悩みを抱えている人だと思います。
成績が思うように上がらないのも、がんばりたいのにやる気が出ないのも、
自己効力感をうまくつかめないタイプの人にありがちな行動パターンだからです。
今回は、「自己効力感」だけ、憶えておいてください。
すべての人がもともと持っている、自分に自信をつけてくれるすばらしい感覚=自己効力感、です。
簡単に自己効力感を高めるにはどうしたらいいかについては、また別の記事に書きたいと思います。